日本では、季節によって様々な国民的行事が催されます。春夏秋冬それぞれに代表的な行事があり、私たちは行事を迎えることによって季節感をより一層感じることも。
例えば、春ならお花見。桜の木の下でレジャーシートを敷いて鑑賞したり、仲間内でご飯を食べたりして楽しみます。夏なら、七夕。短冊に願いを込めて、夜空を見上げます。他にも、秋になればお月見、冬になればお正月など、季節を現す行事が日本には沢山存在します。
日本文化に密接な、浴衣・着物
こうした行事ごとの際は、着物や浴衣を身にまとうことが非常に多いです。最近では着付けが難しいことや、忙しくて時間が無い人は普段着で参加する人も目立ちますが、それでも七夕やお正月は浴衣や着物で過ごすことがポピュラーです。
さて、そんなときに頭を悩ますのがヘアアレンジです。せっかく立派なものを羽織っても、ヘアアレンジがきまらないと少し残念な雰囲気になりがちです。手先が器用な人であれば自分でヘアアレンジしますが、苦手な人は美容院にお願いすることも。
季節行事にはヘアアレンジをして行こう
浴衣や着物にはアップヘアもしくはハーフアップが定番です。うなじを見せることによって、より一層浴衣や着物が映えると言われています。ぜひ、日本の行事に出かけるときはヘアアレンジをして行きませんか?
ヘアアレンジのなかでも定番のスタイルをいくつかご紹介しますので、参考にしてみてください。細かなやり方については、インターネットやユーチューブで検索すると沢山でてきますよ。
上品さ・大人っぽさを出すなら、夜会巻きで決まり
可愛さよりも、上品さ・大人っぽさを重視するなら夜会巻きがおすすめです。アップヘアでスッキリした姿が印象的で、「凛」とした雰囲気を演出することができます。
夜会巻きは和服に合うヘアアレンジとしてとても有名ですが、難易度はそこまで難しくないため、自宅でも挑戦しやすいです。
可愛さ・元気さを出すなら、定番のお団子ヘア
10代から20代前半に人気なのが、お団子ヘア。やり方が簡単だからという理由もありますが、可愛さ・元気さをアピールできることから若い世代から人気を集めています。
編み込みを入れたり、ボリュームを出したりと、アイデア次第で応用しやすいので、自分好みのお団子ヘアを研究してみるのもいいですね。
お祭りに出かけると浴衣姿にお団子ヘアをしている人をよく見かけますが、うなじがスッキリしていて夏場の暑い時期にはぴったりのアレンジ方法です。
器用でない方は、巻き髪+ハーフアップだけでもOK
まとめ髪が難しくて…という場合におすすめなのが、巻き髪+ハーフアップヘア。全体をざっくりと内巻きにして、お気に入りのヘアゴムでハーフアップにするだけでも十分かわいいですよ。
着物にはあまり向かないアレンジ方法ですが、浴衣であればこの程度のラフなヘアアレンジでも十分です。無理のない程度に、楽しんでみてください。
いかがでしたでしょうか?日本の行事には、着物や浴衣を着る文化があります。少し特別な日は、気合を入れてヘアアレンジしてみるのもいいですよね。 素敵な姿を写真に収めて、思い出にしてみてはいかがでしょうか?
この記事に関するキーワード
関連記事