
結論から先に書きます。ひよ子の発祥は福岡県飯塚市です。東京で「東京名菓」として売られているものも、福岡の会社とつながりのある会社が東京で作っているもので、どちらかが偽物というわけではありません。
東京駅でも博多駅でも同じ形のお菓子が「その土地の銘菓」として並んでいるので、両方の駅を使う人ほど「どっちが本当なの?」と気になります。この記事では、発祥の経緯と、東京版・福岡版の違いを順番に整理します。
ひよこ(お菓子)は東京と福岡どちらの銘菓?
お菓子としての始まりは福岡県飯塚市です。
一方で、東京のおみやげとしても長く売られてきたため、関東で育った人は「東京のお菓子」として覚えていることが多くなっています。どちらの土地にも売り場があり、どちらの土地でも土地の名前を付けた商品名で売られている、というのが答えです。
ひよこの発祥は福岡県飯塚市
飯塚市は、かつて炭鉱で栄えた土地です。重い労働をする人たちに甘いものが喜ばれたことが、菓子づくりが根づいた背景のひとつとされています。
この土地の菓子店・吉野堂の2代目店主が、ひよこの形をした菓子を考え出したと伝えられています。飯塚で養鶏が盛んだったことも形の由来として語られます。
生地は小麦粉と卵、中身はいんげん豆からつくった餡で、甘さの出方と皮の香ばしさがこのお菓子の持ち味です。
なぜ東京でも売られているのか
福岡生まれのお菓子が東京のおみやげ売り場に並んでいるのは、戦後に東京へ進出したためです。
進出のきっかけとしては、東京オリンピックに合わせたという話と、東京駅に店を出したことが始まりという話の両方が語られています。その後、新幹線で東京を行き来する人が増えたことで、東京のおみやげとして定着していきました。
そのため、福岡の人に東京みやげとしてひよ子を渡してしまう、という行き違いも起こります。元をたどれば同じ土地のお菓子なので、悪気のない行き違いです。
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ひよこ(お菓子)の味と形|東京版と福岡版の違い
東京版と福岡版は、作っている会社が分かれています。ただし原材料と作り方は同じとされ、味が別物というわけではありません。
違いとしてよく挙げられるのは形のふくらみ方です。同じ木型を使っていても、土地の気候や湿度の差で焼き上がりが変わると説明されています。
| 比べる点 | 福岡版 | 東京版 |
|---|---|---|
| 作っている会社 | ひよ子本舗吉野堂(福岡)※要確認 | 東京ひよ子(グループ会社とされる)※要確認 |
| 商品名 | 博多名菓ひよ子 ※要確認 | 東京名菓ひよ子 ※要確認 |
| 形 | ややスマート | ややふっくら |
| 形が違う理由 | 木型は同じで、土地の気候や湿度の差によるものとされる | |
| 原材料と作り方 | 同じとされる(生地は小麦粉と卵、餡はいんげん豆) | |
| おもな売り場 | 博多駅、福岡の百貨店 | 東京駅、東京の百貨店 |
ひよこ の形はどうやって作られているか
今は機械での製造が中心ですが、あの形は木型を使い、焼き色を手作業で付けていた時期に生まれたものです。
目のあたりに少し濃い焼き色が入ることで、立体的な表情に見えます。定番のほかに、サブレのような派生商品や、季節限定・その土地限定の商品も作られています。
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ひよこ(お菓子)はどこで買える?
店頭では、博多駅や東京駅の構内、それぞれの土地の百貨店の菓子売り場で扱われています。旅の行き帰りに立ち寄れる場所に売り場があるのが、おみやげとして選ばれ続けている理由のひとつです。
遠方の人は、各ブランドの公式オンラインショップや大手の通販サイトでも買えます。季節限定の商品は入れ替わるので、買える時期は売り場で確かめるのが確実です。
ひよこのお菓子の本場はどこなのか
ひよこ お菓子の発祥は福岡県飯塚市で、東京のものは戦後に東京へ進出したあと、東京で作られるようになったものです。原材料と作り方は同じとされ、形のふくらみ方が少し違う程度の差です。
つまり「どちらが本物か」ではなく、「同じお菓子が2つの土地で愛されている」というのが実際のところです。
東京駅と博多駅の両方を使う機会があれば、ぜひ両方を買って並べてみてください。違いが分かると、おみやげ選びがもう少し楽しくなります。
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