パブリックアート そらの港の詳細情報は以下より御覧ください。
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パブリックアート そらの港の概要
「見たこともない貝殻模様のスカーフに、鮮やかな彩りの布で身を包み、たゆたゆと、あるいは大股に、行き交う人たち。
いったい何處から、ここに舞いおりてきたのだろう。
果てしない天空に攫(さら)われ、太陽の回転に逆(さか)らって、夜が明けても夜、昼が過ぎても昼のまま。
やがて浮遊する雲の層にまぎれて、ようやくにもこの地点に還されたのだ。
飛びたつ前よりも、しっかりと両脚を踏みしめているが、ここはまだ大地ではない。
ましてや天空でもない不思議な空間、そらの港。」
― 野見山暁治
このステンドグラス作品の原画は、日本を代表する福岡出身の洋画家・野見山暁治画伯によって描かれました。様々な国から多くの人が降り立ち、旅の楽しみに胸を膨らませる国際空港を表現しており、画伯自らが微妙なタッチをガラスに描画し、野見山画伯の世界を再現しました。
ステンドグラスのガラスは一枚一枚手作りされたドイツ製アンティークグラスで、作品全体で約100種類・約3,000ピースを使用しています。原画のダイナミックさを損なわないよう、ガラスを切り分ける線、白色部分のガラスの色にこだわり、白色部分だけでも10数種類のアンティークグラスを用いています。ガラス一つ一つの表面にある微妙な表情が美しい映り込みを描き出し、彩りあふれる光の空間を作り出します。
ステンドグラスの制作はクレアーレ熱海ゆがわら工房(所在地:静岡県熱海市泉230-1)にて行われました。
設置年月:2013年1月 設置場所:福岡空港 作家:野見山暁治 作品種別:ステンドグラス
パブリックアート そらの港の基本情報
住所 | 福岡県福岡市博多区下臼井778-1福岡空港 |
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編集者 | @タビノト。運営局 |
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