「KEITA〜。今度アメリカ人と飲むことになっちゃったんだけどどこかamazingなとこ知らない?」聞かれちゃいました。でも、聞いてきたグレッグだってアメリカ人なんですけどね。
「六本木?それとも渋谷?ねぇどっかない」しつこいんですけど、この人。
アメリカ人というと陽気で体型もガッチリしててと思うでしょ。でもね、日本生まれのアメリカ人には子供時代はいじめられっ子でした。アニメ好きの普通のオタクです。っていうのもいるんですよね、彼みたいにね。
そんな彼が希望するアメイジングなスポットとなると定番とは違う方向がいいかなって思いますよね。
気取らない浅草の夜を一緒に楽しんだり
テーマは今までの国際交流じゃないところってことでいくと難しいですねぇ。恵比寿、恵比寿横丁なんて言わせるんじゃないでしょうねまさか。たとえば浅草なんかだとどうでしょう。
昼は雷門から仲見世、浅草寺で日本情緒を楽しんでいただいて、夜は煮込み通り変じてホッピー通りでどっぷり浅草なんていいかもしれませんね。まっ、この界隈は夜まで待たなくとも真っ昼間から飲めるんですけどね。ホッピー・黒ホッピーなんかは外国人には珍しいから受けはいいと思いますよ。人気No1の『正ちゃん』もいいけど、個人的なオススメは元祖牛すじ煮込みの『岡本』。
ついでに言っとくと飲むとそれまでが嘘のようにフレンドリーになる日本のお父さんっていうのも嬉しいカルチャーショックかもしれないな。
浅草流国際交流、人と人の付き合いも楽しさを共有することから始まるんだと思います。
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ホッピー通り
歩けばわかる浅草寺のすぐ西側の真っ直ぐな通り。正式名称は公園本通り
浅草ホッピー通のご紹介は以下のページをご参照ください。
https://tabinoto.jp/information/article/00000004
ゲーム・アニメ好きのディープな夜
ディープジャパンと言いながら新宿?と言われるかもだけど、紹介したいのはちょっと違う新宿。
朝5時まで楽しめるゲーム・アニメ・フィギュアなど中年層やレトロ好き大興奮の80年代カフェ・バーです。名前は『8Bit cafe』。
そうあのパソコンゲームやファミコンに狂喜乱舞したカクカク画像の世界、わかりますよね。しかもここのゲーム機未だに現役稼働中。好きなソフトを選んでのプレイで、友だちと一緒に遊んだあの頃へタイムスリップ。同世代なら国境も言葉も壁も無関係で盛り上がれること必至。ドリンクやフードのネーミングもあの頃を連想させるものばかり。
欲しかったフィギュアや充実の漫画コーナーなんかもあるので、若き日の情熱に火がつくなんてこともあるかもしれませんよ。
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8Bit cafe
■TEL 03-3358-0407
■住所 東京都新宿区新宿3-8-9Qビル5F(新宿3丁目駅C5出口を出てすぐ右側)
外国人も日本人も東京夜飲みセレクション
アメリカ人といったところでみんながみんなニューヨークをしているわけじゃないよね。フランス人にとってのパリもそう。みなさん結構その国の地方出身者のほうが多いわけでして。あんまりハイソだったり最先端だと、気後れすることだって。
そんな彼らが気軽に楽しめる夜飲みということで最後にご紹介したいのは、東京ドリンクストリート案内。といっても都内各地のご存知横丁ですけどね。一気に行っちゃいます。
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赤羽OK横丁
10年ほど前から話題の飲んべぇさんの別天地です。駅東口からすぐの一角には居酒屋や立ち飲み屋新旧入り交じって数十件。すぐそばの小学校下校時には飲んだくれてるおじさんと小学生が初対面なのに普通に会話を交わすなんてシュールな光景も。
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三軒茶屋エコー仲見世近辺
飲み屋と商店が入り混じった迷路。そんな言葉がぴったりです。昭和と言うか戦後のバラック(失礼?)ってこんな感じだったんだろうな。と思わせる風景がアジア的で新鮮。昔からの店とワインや本格料理、アジアンテイストなど様々な個性の店を飲み歩くも楽しそう。
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大井町東口北側界隈
庶民的コースばかりでゴメンナサイ。でも本当の国際交流は互いの普段の生活を理解することが大事だからね。B級グルメの宝庫です。このゴチャゴチャ感たまりません。ここで最近人気なのがうなぎの串焼き。うなぎがまだ庶民の食べ物だった東京の食スタイルです。旨さはもちろん物珍しさもあって絶対受けると思うんだけどな。
最後に
ご紹介した以外にもご存知吉祥寺ハモニカ横丁、忘れちゃいけない立石呑んべ横丁、西荻窪南口の飲み屋街などオススメはまだいっぱい。
遠来からの友人と一緒に、気取らず、ざっくばらんな東京の夜を楽しんでみてはいかがでしょう。
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