日本の食

日本食はおいしいだけじゃない！いいところがたくさんあるって知ってる？

2024年11月03日

日本には中華や洋食などさまざまなジャンルの食べ物があり人気ですが、和食も負けていません。味がおいしいだけでなく、実は日本食にはいいところがたくさんあります。これからも健康な体を維持していきたいと考えるならば、普段の食事を和食中心にしてみると良いでしょう。こちらでは、和食が健康にもたらすメリットについて詳しく紹介していきます。

■日本食のいいところとは？

昔から日本人が親しんできた日本食ですが、メリットがさまざまあります。健康で長生きしたいと考えた時にも、おすすめです。メリットとなる部分を、詳しく見ていきましょう。

・日本食の旬を活かした料理が健康につながる

日本には春夏秋冬という季節があるため、採れる野菜などの食材も変わってきます。
夏に採れるピーマンやナスなどは、暑い季節の中でも耐えられるように体を冷やしてくれる作用があります。
逆にしょうがやカボチャなどは冬が旬ですが、寒くて冷えている体を温めてくれる作用があるのです。
和食にはこの季節の食材を活かした料理がたくさんあり、体を上手に調節してくれています。

・日本食はバランスが取れるのもいいところ

食事は何か一つの栄養素を摂れば良いのではなく、体に必要なものをバランス良く摂取することが重要です。
日本食は主食、主菜、副菜、汁物などと、バランスの良い食事になっています。
それぞれの調理に使われる食材には、さまざまな栄養が入っています。
和食を食べれば一度にほとんど体にとって必要な栄養が摂れるため、健康につながるのです。

・新鮮でさまざまな食材があるのもいいところ

和食で使われる食材は、さまざまなものがあります。
全国的に生産されているものだけでなく、地方でしか採れないような食材もあり、さまざまなものを使って調理できます。
特に日本は海に囲まれていますので、魚や貝、海藻類などもさまざまです。
これからを上手においしく味付けをし食べられるのも、日本食のメリットです。

・こってりし過ぎていないから飽きないのもいいところ

洋食などには油を結構使った料理もあり、はじめはおいしいのですが、毎回は胃もたれなどをしてつらいと感じるような食材もあります。
しかし、基本的に和食はあっさりとしているものが多く、油や炭水化物ばかりを使った料理はほとんどありません。
お酢や醤油、つゆなどを上手に活用し、あっさりと調理されたものが多いです。
変にしつこい味ではないからこそ、飽きがきません。

・日本食は生活習慣病になりにくいのもいいところ

自分でも気が付かないうちに、だらしない生活をしていると生活習慣病になりやすくなります。
特にパスタにパンだけ食べる、ジャンクフードばかりを食べてしまうなどの生活をしてしまうと病気に近づいていきます。
和食の場合栄養素のバランスが取れているというのもありますが、一つひとつの食材や味付けが脂質なども多すぎないので、コレステロールの低下も期待できるのです。

・日本食は肌もきれいになるのもいいところ

肌がガサガサに荒れている時は、食生活が乱れている可能性があります。
特に脂っこいものや胃などに負担のかかるようなものばかりを食べていると、体の中の状態が肌に反映されて吹き出物として出てきます。
きれいで体にも優しい食材を食べると、肌にも反映されるのです。
和食は体にとって嬉しい栄養素しか入っていないため、負担をかけずむしろ必要な栄養が全身に行き渡り、結果肌もきれいになります。
豆腐などのたんぱく質も積極的に摂ると、髪の毛もツヤツヤになります。

・日本食には発酵食品が多く使われている

体の中でも、食べ物を消化してくれる腸の健康は重要です。
腸まで生きた乳酸菌が届くと、調子を整えてくれるので健康にもつながります。
発酵食品には植物性乳酸菌が含まれているのですが、胃酸にも強いため重要な腸にまで届きやすい特徴があるのです。
腸内を整えてくれて、いらないものは排出するためにも役立ってくれます。

■日本食はカルシウムを補うとさらにいい

ほとんどメリットしかない日本食ですが、栄養バランスが取れているものの、唯一欠点があるとすればカルシウムの量が少ないという点です。人間の体の骨や歯に密接な関係があるため、毎日の食事からカルシウムを摂取するというのも大切です。日本食にも魚や野菜などにカルシウムは含まれていますが、チーズや牛乳と比べると少なくなります。普段の和食と一緒に牛乳を飲んだりチーズを食べたりすることで、さらに栄養バランスを整えてあげられます。

■まとめ

日本食はほとんど悪い部分がないくらい、健康にもつながる食事です。お腹もしっかりと満たし、健康的な体になりたいならば積極的に日本食を食べましょう。味付けも塩分を多くしなければ体に良いですし、飽きがほとんどなく食べられるのも日本食のいいところです。カルシウムだけは多少足りないため、意識をして牛乳を飲んだりチーズを食べたりと工夫をすれば、体にとって必要な栄養も揃います。