訪日する方は、日本に何かを期待して旅行に来ます。それは、もしかしたらフルーツ狩り(果物狩り)かもしれません。
文化を味わうというと堅苦しいかもしれませんが、日本には、高い質にこだわりを持ったフルーツ栽培の技術があります。
日本のフルーツ狩りの魅力は、クールジャパンの一つとして世界にご紹介することもできるほどでしょう。
文化体験として日本のフルーツを味わってもらう
フルーツ狩りを体験していただけるのであれば、実際にツアーに参加していただくことが好ましいです。 初めて体験する人たちに楽しく、良い思い出を作ってもらうため、季節のフルーツを味わえるような企画もたくさんあります。
例えば、イチゴ狩りなどは一月ぐらいがちょうどよい時期です。この時期には小団体ツアーとして数10人が参加し専用の場所で楽しんでもらえる場所が複数あります。基本的に、観光客独自のエリアがあり、楽しく自由に散策することができます。農園の方も喜んでアドバイスしてくれるはずです。
農家さんにより、一定のルールがありますので、ルールのご確認もお忘れなく。
その場で高級なフルーツが食べ放題という贅沢
フルーツ狩りの魅力の一つは、実際にその場でお腹いっぱい高品質なフルーツを食べることができることです。
日本産フルーツは、品質が非常に高いものの、物流費がかさみ、店頭に並ぶ時には値が上がってしまいます。そんなフルーツを、定額制で、制限時間内はいくらでも食べ放題というだけでも、現地を訪れる価値はあります。
さらには、日本に訪れる海外の方は、"実際にフルーツが木になっている様子"を見ることがとても新鮮だと言います。
例えば国土が狭く農地があまり確保できない国では、フルーツはほとんどが輸入品です。ラップで包まれた形で、スーパーに並んでいる姿しか見たことがない人も多いのです。本物の枝や茎から自分で収穫しその場で思う存分食べられることは、最高に楽しい思い出になるようです。
年間を通して体験できるフルーツ狩りツアー
近年は、イチゴ狩りが国内ツアー、海外からのツアーにそれぞれ取り込まれ、人気を高めている傾向にありますが、フルーツ狩りは、イチゴ狩りだけではありません!年間を通して楽しむことができます。
特に盛んなものは、12~4月イチゴ、5~7月さくらんぼ、7~8月桃、8~11月ぶどう。です。5月中旬からのはさくらんぼ狩りも非常に人気です。その他、梨、メロン、オレンジ、リンゴなど、多種多様に楽しむことができます。
海外の方々にも、外国語での案内がある場所であれば、十分楽しんでいただけるようです。
食べ比べ・食べ放題・お菓子づくり体験などを通して、採れたてフルーツのおいしさを堪能できる農園が各地にあります。ご家族や仲間と共に近くの農園に出かけてみてはいかがでしょうか。
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