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踊っても見るだけでも楽しめる!徳島市「阿波踊り」の魅力

2018年08月18日

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徳島の名物と言えば、夏の暑いさなかに行われる「熱い」祭りである阿波踊り以上のものはないでしょう。
徳島ではじまった阿波踊りは、今や「東京高円寺阿波おどり」(東京都杉並区)をはじめ、全国各地にも広がりをみせています。
日本に昔から伝わる文化でありながら、今なお多くの人を惹きつけてやまない魅力がこの踊りにはあります。
どういった由来があるのか、また見どころや最大限にこのお祭りを楽しむためにはどうすれば良いのか等見ていきましょう。

艶っぽく、上品な女踊り

阿波踊りの由来とその歴史

阿波踊りは日本の三大盆踊りの一つであり、その発祥はおよそ400年前と言われ、たいへんに歴史と文化を感じさせるお祭りです。
鳴門市と徳島市で毎年夏に開催されるものが最大ですが、とくに徳島市のものはその規模の大きさから外国人観光客にもたいへんに勇壮だと好評を得ています。通常の盆踊りと合わせて、念仏踊りなど仏教の影響、それにご先祖を祀る精霊踊りなどが組み合わさって現在のような踊りの形になったと言われているのです。
戦後すぐの時期には地元の祭りとして細々と運営されていましたが、徳島市が町の名物にしようと各種メディアを使って大々的に宣伝したところから知名度が上がり、現在のように県外や国外からも見物人・踊り手が集まる大イベントへと変貌しました。とはいえ踊りや音楽、振り付けそのものは大昔から変わらぬものを伝承しているため、単なるイベントに留まらない文化的な高い価値をも持っていると言えるでしょう。

阿波踊りの種類と用語

阿波踊りはテレビなどで見かける限り、無秩序に踊っているようにも見えますがある程度の決まりは存在します。もっとも有名なのは女性が主に行う「女踊り」で、きれいに揃えた手を色っぽくかざして小さな動きで前進しつつ演じます。
いっぽう、男性が主に行う「男踊り」はユーモラスでダイナミックな動きが特徴的な激しいダンスであり、うちわや提灯を手に持って大きく演じるのが基本です。阿波踊りを行う集団は「連(れん)」と呼ばれ、徳島や鳴門に限らず全国にチームが存在し、日々稽古に余念がありません。男性が女踊りを、また女性が男踊りをやっても問題はなく、老若男女が楽しめるのが文化的に寛容な日本の伝統を感じさせます。楽器も昔ながらの日本のものが使われ、三味線や笛、大太鼓や鼓、締太鼓(しめだいこ)のような珍しいものの演奏が聞けるのも醍醐味のひとつです。掛け声も「踊る阿呆に見る阿呆…」が有名ですが、それ以外にもさまざまなタイプが用いられます。

「踊る阿呆に見る阿呆」自由な阿波踊り

阿波踊りの楽しみ方、見どころ

阿波踊りは大きく分けて昼と夜の二部構成であり、お昼の時間帯には「阿波踊り大会」という、各地の連から選び抜かれた踊り手たちがパフォーマンスを見せる舞台を鑑賞することができます。
そして夜には多くの連がそれぞれ日頃の練習の成果を見せようとメイン通りを大勢で踊りながら進むさまが見られるのです。それだけでなく、自分も参加したいという方は「にわか連」という、その日限りの集団に属して踊って楽しむことも可能です。
形も自由ですし、服装にも手に持つものも規制はとくにないため好きなように踊ってストレスを解消するのがおすすめの楽しみ方になります。またイベントのフィナーレにはほとんどの連が参加し、通りを進んでいく「総踊り」という壮大な仕掛けがあり、これを鑑賞するために遠方から来る人もいるほどです。見て良し参加して良しと見どころがたくさんあるため、日本を訪れる外国人観光客にはとくにおすすめのお祭りです。

阿波踊りは、日本を代表する文化的な伝統行事でありながら地方の活性化にも一役買い、参加する人たちを喜ばせるという大きな役割を果たしているお祭りです。
踊ることでストレス解消に役立つという研究もあり、ストレスを溜めこみやすい現代人にとってはぴったりのイベントでもあります。
徳島を夏に訪れた際には、外せない目玉イベントであると言えるでしょう。

夜の阿波踊りを楽しめる徳島市

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