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日本の旅行・温泉文化を変えるNISEKONO RESORT

2023年10月24日

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Do you know "Japow"?

海外の富裕層の間で新しいリゾートとして人気を集めているエリアが日本にあります。彼らが目指すNISEKOとは、北海道後志地区にある岩内町・共和町。倶知安町・ニセコ町・蘭越町を合わせた山岳丘陵地帯の総称です。

古くからスキーと温泉で有名だったこのエリアに目をつけたのは、南半球に暮すオーストラリア人のスキーヤーたち。季節的に日本と正反対に位置するオーストラリア在住の彼らの目にはオフシーズンである12月から3月までの期間スキーが楽しめるニセコ一帯は絶好のゲレンデと映ったのです。

北海道にあるスキー場の中でもニセコが選ばれた理由はパウダースノーの雪質。この章のタイトルにある"Japow"とはJapanとPowder Snowを一つにした造語。インスタグラムで#Japowと検索するとニセコのゲレンデで楽しむ外国人の写真が次々と現れるほどなのです。

NISEKOとは、北海道後志地区にある岩内町・共和町。倶知安町・ニセコ町・蘭越町を合わせた山岳丘陵地帯の総称です

知らないのは日本人だけ?世界有数の高級リゾート

 

1990年代に始まったこのニセコブームはやがてスキーなどのウィンタースポーツだけでなく、ニセコアンヌプリなど周辺の山々への山登り、トレッキング、サイクリング、カヌーやラフティングなど夏を含んだ通年のリゾートエリアとして発展してきました。

当初は観光客だった外国人たちですがニセコの魅力に気づいた彼らは、この地に住むことを選び仕事さえ作り出していきました。

 

実際に足を運べば一目瞭然、一瞬「ここは本当に日本?北海道?」と思うほど、他地域とは明らかに異なる建物のデザイン、看板の外国語表記、店舗には外国人スタッフ、飛び交う言葉も英語が公用語なの?と思うほどです。

2000年ころまでは知る人ぞ知るといった存在だったニセコですが、欧米などのスキーリゾートを対象とした「ワールド・スキー・アワード」の小規模ブティックホテル部門で世界一に輝くホテルが現れるなど、ここ10年ほどで高級リゾートの様相を帯びてきました。2021年には外資系の高級ホテルが2棟、分譲別荘が31戸など、高級リゾートとしての地位を確かなものにしようとしています。

ただ気になるのはこの一帯の地価が急上昇しているという事実です。全国の地価上昇率ランキングの第1位はなんとニセコエリアの倶知安町の前年比31.6%。今後もアジア系など海外資本の進出が予想されているとのことです。

豊かな自然から生まれたおいしい食事

自治体を変えたニセコ効果

ニセコが国際的なリゾートとなった影には地元の活躍も見逃せません。 2003年に町役場の組織から株式会社へと生まれ変わった「ニセコリゾート観光協会」です。企業化により補助金依存から収益性重視へとシフトしたことで観光開発は一気に加速化されました。

独自のFMラジオ放送の実施や世界へ向けたインターネットでの情報発信、道の駅の活性化、日本文化に触れるイベント「Niseko Japonica」の開催など多角的な展開でニセコのプロモーションを進めていったのです。

公式サイトのインバウンド情報発信を日本語・英語・中国語(繁体字)・中国語(簡体字)・韓国語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・スペイン語・ロシア語の10か国語で行うというのも1地方の展開としては異例のことです。

外国人だけにこの魅力を独占させるなんてもったいない

欧米型の高級リゾートライフを手軽に楽しみたいというなら、ニセコは期待を裏切らないファーストクラスの選択です。シンプルからラグジュアリーまで揃った宿泊環境、地元の海山で取れた新鮮食材やチーズなどの乳製品と世界有数の技が描き出すグルメの数々。冬のパウダースノー、夏の各種スポーツなど飽きることのないアクティビティ。富裕層をも満足させるホスピタリティ。そして私たち日本の休日といえば欠かせない温泉などなど。

そう温泉といえば、ニセコに集まる外国人にもその魅力は浸透しているようです。ニセコを訪れたことで温泉の楽しみを知ってしまい、登別洞爺湖などニセコからほど近いエリアの温泉めぐりを楽しむ外国人も増えているそうです。

日本と欧米、ふたつのリゾートライフを同時に楽しむニセコスタイル。気になりますよね。そう思った方はぜひ一度ニセコへ。日本の新しい未来が見えてくるかもしれません。

ニセコの豊かな温泉につかるお猿たち

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