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新しい日本文化を発信するスピーチの力 TEDx

2021年07月28日

関連キーワード:日本文化 スピーチ 

1963年のワシントン大行進で「I Have a Dream(私には夢がある)」と人種差別の撤廃を訴えたキング牧師、「Stay hungry. Stay foolish(ハングリーであれ、愚か者であれ。)のスピーチで失敗を恐れず未来へ立ち向かう勇気を示したスティーブ・ジョブズ。共に世界中の人々に親しまれている名スピーチです。
歴史的なスピーチや偉人の名言が、人を感動させ、勇気を与え、やがて人生そのものを変えることもあるでしょう。
言葉は私たち人間だけが持つ情報伝達手段であり、そこから生み出された文言は大切な文化です。

言葉は私たち人間だけが持つ情報伝達手段

YOUTUBEで話題のTEDxが気になる

今、そしてこれからのスピーチとしてTED(Technology Entertainment Design)というキーワードが大きな話題として取り上げられています。TEDは“ideas worth spreading=広める価値のあるアイデア”をテーマ、世界中の著名人によるさまざまな講演会を開催・配信している非営利団体。スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツが登壇したことでも知られています。そのプレゼンテーション映像はyoutubeやスマホアプリでも配信されています。
1984年ハイテク系のサロン的なカンファレンスとして始まったTEDが、現在のようなグローバルな存在となった2006年にインターネット上で公開されるようになってからのことです。そのスタートがサロン的なものだったこともあり、参加できるのは年間8500ドルを支払ってTEDの会員になる必要がありました。また会場もカナダのバンクーバーと参加するには難しい条件が揃っていました。
そこで誕生したのがTEDのコンセプトのもとライセンスを受けたオーガナイザーが主催するTEDxです。日本では2009年に開催されたTEDxTokyoを皮切りに、TEDxTodaiTEDxSapporoTEDxKobeTEDxHakataなどTEDx都市名、TEDx学校名などを組み合わせたカンファレンスが全国各地で多数開催されています。

TEDは講演会を開催・配信している非営利団体

日本人にはスピーチ文化がないなんてウソです

スピーチといえば自治体などの来賓挨拶や結婚式のそれを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。登壇者がみな同じようなことを話したり、ありきたりの内容で得るところがなかったり。日本人はスピーチが苦手。そんなイメージがあるようです。それは大きな誤解です。
実際にTEDxを見てみるとよくわかりますが、ステージの上でインカムを付けてスタンディングトークするスタイルは動きも自然で、まるでappleのデベロッパー向けカンファレンス「WWDC」を見ているようです。登壇者も若い世代が多く、私たちがいま考えなければいけない問題や、最先端の研究や科学知識、社会問題、共感できる私ごとなど多彩な意見に接することができます。自分の言葉でTVや新聞、ニュースメディアなどでは知りえない今を語る登壇者の姿からは見ている方もTEDxの会場に参加しているようなリアリティさえ感じられます。

見ている方もTEDxの会場に参加しているよう

TEDで英語の勉強?これありじゃないですか

これは少々イレギュラーな提案ですが、英語圏で行われているTEDなどにはあまり難しい単語が少ない、発音がきれいで、ゆっくりしゃべるため聞き取りやすいなど英語の学習教材として使えるカンファレンスが少なくありません。英語字幕も表示できるため、単語の確認も容易に行えます。アプリによっては日本語表示に対応したものもあるので、内容を把握した後、データをダウンロードして復習することも可能です。また、多彩なプレゼンテーションの中から興味のあるテーマや登壇者を選べるのもTEDの魅力。最新の知識と生きた英語の学習の一挙両得を実現するツールとして活用してみてはどうでしょう。
TEDのテーマ別カンファレンスはhttps://www.ted.com/#/。日本を含めたTEDxのスケジュールはhttps://www.ted.com/tedx/eventsで確認することができます。

最新の知識と生きた英語の学習の一挙両得

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