日本料理に欠かせない陶器。その形はコップや、小皿、大皿など多岐に渡ります。
日本に来たら、一度は陶器を手にしたことがあるのではないでしょうか?最近では、陶器でビールを飲む「ビアマグ」も流行っており、日本人の食文化に馴染み深い存在となっております。
陶器は、粘土から一つ一つ手で成形し、乾燥、釉薬掛け、そして本焼きと多くの工程を踏み完成。全て手作業のため、同じものを二度と作ることのできないことが魅力です。
難易度の高い作業ではありますが、小ぶりなお茶碗やコップなどであれば比較的初心者でも作りやすく、陶芸1日体験教室を開くお店もあります。自分だけのオリジナルの陶器を作ってみるといい思い出になるはずです。
陶芸と一言にしても手法は様々で、ここでは代表的な2つをご紹介します。体験してみたい手法が決まれば(例えば、ろくろを体験した場合)、「ろくろ 体験教室 東京」で調べると、東京にある体験教室を探すことができます。
イメージを形にしやすい、手びねり
まずは、手びねりから。
手びねりの特徴は、好きな形にすることができるのでオリジナル性の高い作品を作ることができます。箸置きなどの小さな作品から、コップまでアイデア次第でどんなものでも形にすることができます。
手法は、粘土をテーブルの上でこねて思い通りの形を作り上げていきます。手びねりの中にも、紐作り・玉作りなど様々な技法があるので、これらを組み合わせるとより完成度の高い仕上がりになりますよ。
また、これからご紹介する電動ろくろとは異なり、粘土の水分量が少ないため粘土の感覚を強く感じることができます。
陶芸といったら、やっぱり電動ろくろ
次に電動ろくろの紹介です。
電動ろくろの特徴は、土台が回転するなかで形を作ることができます。ドラマや映画で陶芸シーンを見たことがある人は、陶芸イコール電動ろくろのイメージが強いかもしれませんね。
電動ろくろは回転を活かして作る技法のため、真上から見て円形になる作品に向いています。(コップやお茶碗など)
すこしでも気を抜くと歪んだり形が崩れたりすることから、電動ろくろの方が難易度が高いと言われています。
手びねり、電動ろくろ、それぞれどちらにも楽しさがありますが、全く陶芸経験がないなら手びねりがおすすめです。両方経験してきましたが、電動ろくろは先生の手助けを借りてやっと形になったことがあり、難しかった記憶があります。
どちらも1日あれば体験できる内容なので、世界に一つだけのオリジナルの陶器を作ってみてはいかがでしょうか?
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