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自分を取り戻す休日なんてどうですか?近場で満喫!日本離島旅

2023年07月19日

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仕事にも人間関係にも、なんだかお腹いっぱいになっちゃって、もう限界。そんなときってありますよね。どうしましょう、やけ食い?カラオケで発散?お家でゲーム三昧?選択肢を上げれば切りがありませんが、極めつけは“旅”とかじゃないですかね。 って無理のない前振りができたところでおすすめは国内旅行、それもどうせなら都会時間とは感覚が180度違う離島の旅ですよ。大自然の中でありのままの自分を取り戻してみる。そんな体験が新しいモチベーションに…。素敵な人生サイクルをエンジョイするための離島旅、ぜひでかけてみましょう。

時間がある人は空路沖縄へ

沖縄県といえばそこはもう離島の宝庫。思いつく名前をあげるだけでも久米島伊良部島石垣島西表島小浜島渡嘉敷島宮古島とスラスラと出てきてしまいます。その中でも離島感?というか自然の宝庫的なイメージが強いのが西表島です。サンゴの欠片でできたバラス島イダの浜などビーチの美しさでも人気ですが、ぜひ見ていただきたいのがマングローブの林が続く仲間川の流域。イリオモテヤマネコなど貴重な動植物の存在も、この太古の自然を思わせる亜熱帯の原始林があってこそなのですね。 また、浦内川上流のマリユドゥの滝は丸い形をした珍しい滝壺が特徴。滝壺に嵌まった石が水流で回転しながら徐々に岩を削り、何百年何千年かの時を掛けて作ったとされています。その他にも星の形をした砂(実はサンゴの死骸?)で覆い尽くされた星砂の浜、珍しい漂流物を探すビーチコーミングにも最適な南風見田の浜(はえみだのはま)など見どころはいっぱい。次々と繰り広げられる自然との出会いが、あなたのなかに新鮮な風を運んでくることでしょう。

世界遺産の島々へ

離島のイメージとはちょっと異なりますが、長崎県の西部に連なる五島列島も離島ファンに人気のエリア。全部で63の島々からなる五島列島は歴史とロマンの地。「長崎と天草地方潜伏キリシタン関連遺産」の一部として、世界遺産にも登録されたキリシタン文化でも有名ですね。赤レンガの楠原教会があるのは福江島頭ヶ島には砂岩づくりの頭ヶ島天主堂、白い木造教会が美しい奈留島江上天主堂など、列島には50もの教会が点在しており、教会を巡る度はまるでアイランドホッパーのようでもあります。遣唐使船の寄港地でもあった歴史と受難の時代を過ごしたキリシタンの祈りに思いを馳せる旅は、心の奥に秘めたロマンの扉を開きます。
また五島列島といえば美しいビーチも魅力。夏場には遠浅のビーチが続く「高浜海水浴場」や多彩なアクティビティが楽しめる「多郎島海水浴場」などで一気にリフレッシュ。椿油を使った名物の五島うどんやこちらも名物の鯖寿司などグルメの魅力にも注目です。

都内の離島も捨てたもんじゃない いやそれどころか

青ヶ島伊豆諸島の中でも人の住む最南端の島、都内とはいっても東京からの距離は350km以上もあります。島へのアクセスも東京から直行便でというわけにはいきません。八丈島経由で青ヶ島までは1日1便座席数9席のみというヘリコプターか、船便のみ。しかもその船便にしてからが就航率50%と上陸するだけでも簡単にはいかない難易度の高さ。そのはるばるやってきました感も並大抵のものではありません。 世界的にも珍しい2重カルデラという島の形状は、上空から見るとまるで物語の世界に登場する謎の島のよう。上陸する前からワクワク感がとまりません。
圧倒されるような大ページェントを楽しめるのは夜。見上げる空には、カルデラに沿って切り取ったようにまたたく星空がぽっかりと。通称「星空のコロシアム」と呼ばれる青ヶ島ならではの絶景です。

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