東京以外の街でも日常的に海外の人々を見かけることが増えてきました。SNSなどで海外の友人ができた人も少なくないでしょう。習慣も環境も異なる人々との交流は互いの文化や住まい、考え方などベーシックな部分を知ることから始まります。東京オリンピックまで後もう少し、あなたは海外の友人たちにどんな日本の姿を見せてあげたいですか。
第5位 花火大会
イベントなどで花火が打ち上げられる国は珍しくありません。しかし日本各地で行われる花火大会のスケールは、桁違い。直径500m以上にも広がるその大きさ、一発の打ち上げ花火なのに次々と色を変化させるきらびやかな美しさ、菊や牡丹の華をイメージした伝統的な模様からアニメの主人公までワクワクするようなデザイン。花火に慣れた日本人でも思わず見惚れるような美しさには海外の友人も大満足。忘れられない日本の記憶として心に残ることは間違いありません。隅田川の花火大会などだったら、タイムズスクエアの新年カウントダウン並の人混みにも圧倒されるかも知れませんね。
第4位 お花見
桜の花などを見て春の訪れを楽しむ習慣が海外にもあるようですが、そこが飲んで食べての屋外パーティースポットになるのは日本ならではの楽しみ方。春の穏やかな気候の下で、飲むお酒と美味しい料理に浮かれ気分となってしまうのは、国は違えど人間としてごくごく当たり前のこと。庭でのバーベキューなど限られた場所を除き、屋外での飲酒に厳しい目が向けられる国が多い中、この禁断?の楽しみにハマる外国人は少なくありません。海外の友人を連れて行くなら、交通の便のいい目黒川沿いや大本命の上野公園、吉祥寺の井の頭恩賜公園、東京ミッドタウンや六本木ヒルズ毛利庭園の桜もオススメです。ただし、場所によっては飲食禁止のところもあるのでご注意を。
第3位 お正月
年越しそばに、除夜の鐘、お屠蘇、おせち料理、お雑煮、初詣、お年玉。大晦日から元旦に次々と登場するカルチャーギャップは、外国人の目にはとても新鮮でエキサイティングな体験と映るようです。日本人にとってニューイヤーは特別な出来事なんだね。そう感想を述べる海外の友人もいました。いつもは着物姿なんて街なかで目にしないのに初詣にいくと鮮やかな着物の女性が大勢いて、写真を撮りまくったという人も。それ以上に彼らを驚かせたのが元旦の東京の静けさ。全く別の街に瞬間移動してきたみたいだという言葉が印象的でした。
第2位 クリスマス
日本のクリスマスを初体験した外国人の頭の中には?マークが大量発生。まずその派手なイルミネーションやディスプレイの派手さにびっくり。街の中のいろんなところにクリスマスツリーも飾られてるし、日本にはこんなにキリスト教徒が多いんだと思ったら、25日にはツリーもイルミネーションもみんな無くなっちゃたよ!クリスマスイブの街はカップルだらけだし、ケンタッキーフライドチキンを食べる習慣もわからない。なぜ?どうして?といった声が彼らの正直な感想。 クリスマスは家族や親戚と過ごすものという考えが浸透しているキリスト教徒の人々には奇妙に見える日本のクリスマス。でも、中には貴重な経験として面白がっている人もいるようですよ。
第1位 お祭り
最近、各地のお祭りなどでお神輿を担ぐ外国人の姿もよく見かけるようになりました。彼らに言わせると普段は謙虚で物静かな日本の人たちも祭りとなるとアグレッシブに変身する。お神輿もきれいだし、興奮が見てる方にも伝わってくるね。となかなかの理解力。また、お神輿を担ぐ衣装も人気の高いアイテムです。土地土地のお祭りはそれぞれ年に一度の貴重な体験。海外からの友人が滞在している間に行われるお祭りがあったら、ぜひ誘ってあげましょう。滅多にない一期一会の異文化体験として喜ばれること請け合いです。 ちなみに外国人に人気の日本の祭りベスト5はというと、1位から順番に京都の祇園祭、札幌の雪まつり、青森のねぶた祭り、徳島の阿波おどり、岸和田だんじりと続くそうです。
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