日本を代表する和菓子と言えば、団子ということで異論はないでしょう。時代劇では団子屋が出てきますし、和菓子と聞いて多くの人がイメージするのがこの”お団子”ではないでしょうか。今日はそんなお団子の歴史や特徴、レシピについて書いていきたいと思います。
みたらし団子の歴史・由来
団子と言ってもその中でも今日はみたらし団子について話したいと思います。
そもそも、なぜみたらしなのか、いざ気にし始めるといろいろと気になるところがありそうですよね。このみたらし団子ですが、始まりは京都の下鴨神社にて、御手洗(みたらし)祭の時にお供え物として作られたのが始まりなんだそう。
言い伝えによると、後醍醐天皇が、下鴨神社の御手洗池で水をすくった際に、泡がひとつ浮き上がってきた、その後、4つの泡が浮き上がってきて、その泡をお団子に仕立てたんだとか。
その他、団子は人を表していて、一番上は人の頭、そして下の4つが手足になっていて、食べることで厄除けになっていたという説も。
そんな御手洗団子ですが、現在のようにたれが付けられたのは大正に入ってからのこと。それまで醤油につけていたものを、醤油と黒砂糖を使ったたれを使い始めて、現在のようにたれにつけられるようになったんだそうです。
団子の歴史は縄文時代から
ちなみにお団子自体の歴史はもっと古く、なんと縄文時代からあったと言われています。当時は、クヌギやナラの実を食べていたそうですが、実のあくが強く、粉上にしてお団子にして食べていたんだとか。
みたらし団子の特徴
さて、そんなみたらし団子の特徴ですが、やはり砂糖醬油の甘いたれですよね!もっちりとしたお団子に絡められた、甘辛なたれが、絶妙な塩梅でいい味をだしてますよね。
みたらし団子の作り方
さて、そんなみたらし団子ですが、簡単な作り方をご紹介します。
もっちりとしたみたらし団子を作りたいなら、上新粉、白玉粉、砂糖を合わせるのがお勧めです。それぞれ混ぜ合わせたら、水を加え、生地がまとまったら、生地をお団子上にして、5分ほど茹でます。ゆであがったら、竹串にさし、火で表面をあぶって出来上がりです。
たれは、醤油、砂糖、水、片栗粉を小鍋に、とろみが出るまで煮込むといいでしょう。詳しいお勧めのレシピはこちら
この記事に関するキーワード
関連記事