文化・マナー・習慣

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郷に入っては郷に従え、神社参拝作法をマスターして日本文化を楽しもう

2023年12月28日

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日本の有名な文化の一つに、神社が挙げられます。
旅行雑誌にも、必ずといっていいほど掲載されているので、知っている方も多いのではないでしょうか?原宿にある明治神宮・京都の清水寺・鎌倉の鶴岡八幡宮などが有名ですね。
神社でお参りをするには、作法が存在します。「作法」は分かりやすく言い換えると、マナーのことです。
なんとなくお参りをして、おみくじを引いて、絵馬を書いて帰ってくるのも楽しい体験ですが、せっかく行くなら正しい参拝のマナーを身に付けておきたいものです。
そこで、この記事では参拝する上で絶対に抑えておきたいポイントを3つご紹介します。
1つ目は、神社の入り口(参道)を通るとき。2つ目は、身を清めるための手水舎。そして最後は、参拝時です。
この3つのポイントは、知らない日本人も実はとても多いです。知っているだけで、自慢できること間違いなしですよ!

神社の入口・参道を通るときのマナー

神社の入口・参道を通るときのマナー

神社に行くと、鳥居がありますよね。鳥居の近くで写真撮影を済んだ観光客の方が、素通りして行くのをよく見かけますが、これはマナー違反。呼吸を整え、一礼してからくぐるようにしましょう。なぜなら、鳥居をくぐるとその先は神の宿る世界。最初の挨拶は肝心です。
それともう一つ。歩く場所にもマナーがあります。せっかく来たなら鳥居の真ん中を潜りたくなる人もいると思いますが、ここは神が通る道。人間は、道端を歩くのがマナーです。

手水舎(ちょうずや)でのマナー

手水舎でのマナー

  1. 1.右手に柄杓を持ち、左手を洗う
  2. 2.柄杓を左手に持ち替え、今度は右手を洗う
  3. 3.柄杓を右手に持ち替え、左手に水を溜め、口をゆすぐ
  4. 4.もう一度左手を洗う
  5. 5.水を溜めた柄杓を縦に持ち、柄の部分を洗う
  6. 6.次の人のために、柄杓を元の場所に戻す

参拝のマナー

参拝のマナー

手水舎で身を清めたら、やっと参拝することができます。長々とお願いごとをする人も少なくありませんが、「今日まで元気に過ごすことができました」等、感謝の気持ちを伝えるといいと言われています。どうしてもお願い事をしてしまいがちですが…。

  1. 1.賽銭箱に小銭を入れる
  2. 2.鐘を1度付き、ゆっくり2回お辞儀をする
  3. 3.パン・パンと音が鳴るように手を2回叩く
  4. 4.両手を合わせて参拝する
  5. 5.最後にもう1度お辞儀をする

お願い事など、神様に伝えたい内容は、④のタイミングで行いましょう。

これで参拝マナーは完璧です。とても難しそうに見えて、実はやり方はシンプル。
日本のことわざに「郷に入っては郷に従え」という言葉が存在します。新しい土地に来たら、その土地の風習に従うべき、という意味です。参拝しに行く際は、ぜひ参拝マナーを実践して、郷に従ってみると、より一層日本文化を感じることができるのではないでしょうか?

参拝マナーの実践がより一層日本文化を感じることができる

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