日本の食

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全国各地ご自慢の日本文化。新潟名産ランキング編

2023年09月25日

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新潟と聞いてあなたは何を連想しますか。サッカーファンならアルビレックス、動物好きなら朱鷺などを候補にあげる人もいるでしょう。歴史が好きな人なら佐渡の金山、マンガ・アニメ好きにとっては新潟市にあるマンガ・アニメ情報館もはずせないところですね。では、その新潟であなたがお土産を選ぶとしたら?豊かな日本海の海の幸、それとも米どころ新潟自慢のお米でしょうか。
近ごろ何かと話題のふるさと納税返礼品の中から、これはと思うご当地新潟を代表する名産品のランキングを紹介してみましょう。

新潟名産の上位を独占するコシヒカリパワー

日本海に面した新潟は豪雪地帯であると同時に、夏季にはフェーン現象などで気温が高くなるなど、気候の変化が多い土地。お米の美味しさには昼・夜の温度差が影響するとされていますからなるほど頷ける話ですね。さらに見逃せないのが新潟の水質、県内を流れる信濃川の水がお米の生育にも適しているのだそうです。
そんな新潟で人気のお米ナンバー1といえば答は‥‥。ジャジャジャーン「コシヒカリ」と思いますよね。思ったでしょ?はいそのとおりコシヒカリには違いないのですが、平成30年11月12月ランキングで堂々の第一位に輝いたのは「伊彌彦米」と呼ばれる弥彦村産のお米。化学肥料を50%も控えて丹精込めて育てられたこのお米は、新嘗祭献上の特別栽培コシヒカリとして大人気。それにしてもさすがの米どころ。2位から5位までにも魚沼産ならコシヒカリ勢が上位を独占。30位中実に15品目をお米が占めているというのですから、米王国新潟の面目躍如といったところでしょうかね。


まだまだあります魅力の新潟 道具の名品・グルメの逸品

そんなコシヒカリ偏重ランキングの中で気になるのが6位と検討した包丁セット。そうです、新潟といえばモノづくりの町、金属加工の町として世界的に有名な燕市を忘れてはなりません。10位に入った鉄製フライパンの他、水切りラック、牛刀、軽量ステンレスのフライパンなどが30位以内にランクインしています。
お米以外の新潟グルメはどうでしょう。ありました鮭です。東日本の食卓に欠かせない鮭の中でも、全国的なブランドとして知られる村上の塩引き鮭が25位にランクイン。一度でも食べた方は納得の表情を浮かべると思うのですが、それまでの鮭の認識を一変させるほどの濃厚な旨味が特徴。その秘密は村上地区の独特の気候風土の中で北西の風にあて発酵熟成してこそ生まれる味なのだとか。炊きたての新潟米と一緒にいただくのも結構ですが、これまたご自慢の新潟地酒と共に味わってみたい逸品です。
地酒といえばあまりにも有名な日本酒の数々も当然のように上位にランクイン。8位に入った純米吟醸イットキーワイングラスでおいしい日本酒アワードメイン部門で2017年最高金賞を受賞した銘酒。16位にはスッキリとした口当たりの越乃飛燕、19位には「地酒人気ランキング」の純米吟醸酒部門で22年間にわたり1位を独占する〆張鶴と日本酒好きには堪らない魅力が並びます。
と、ここまでは新潟を代表するメジャー系の名産品をご紹介しましたが、タビノトおすすめの新潟名産品をひとつだけ。米どころ新潟は柿の種など米菓でも有名で、全国的に有名な菓子メーカーも数多くあることで知られています。その新潟で半世紀以上販売されているロングセラー、でもなぜか全国的な知名度は今ひとつという逸品があるのです。その名は「サラダホープ」。あっさりまろやかな塩味は、他社製品のキャッチコピー“やめられないとまらない”を地で行くおいしさ。この新潟県人熱愛のベストセラー、新潟を訪れた際やお取り寄せサイトなどで見かけたら、ぜひ試してみたい隠れた新潟の味覚です。

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