文化・マナー・習慣

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様々な顔をもつ日本の文化。その種類は

2023年11月18日

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文化をマトリクス形式で分類するとまず時系列で昔から受け継がれてきた伝統文化と現代文化に分けられると思います。ではもう一つの軸、ここではそれを大衆文化に置くとしたらその対極に有るのは芸術文化とでもなるのでしょうか。その他にも文化の呼び名には都市文化、人類学的文化、社会学的文化、宗教文化、民俗文化など様々な定義があります。どんな単語にも文化と付けるだけでなんとなく成立してしまいそうな…とても混沌としたもののような気さえしてきます。
では、日本文化ってどんなものだと思いますか。伝統芸能や全国各地の工芸、文学、絵画、音楽などの芸術や生活習慣、年間の行事、祭り、そして町中で普通に見られる自動販売機やコンビニなどの街頭文化まで、私たち日本人の暮らしに関わる全てが日本の文化といってもいいと思うのです。日本に限らず、国名と文化の組み合わせは過去・現在そして未来へとつながる国や地域そのものの別名なのではないでしょうか。

楽しい文化体験から始まる本物への思い

グローバル社会の発展は異なる文化の出会いの場であり、知識や経験を広げる発見の感動を次々と私たちに披露してくれます。
日本を訪れる外国人観光客の目的も、見るだけの観光=Sightseeingから体験=Experienceへと方向を変えようとしています。体験するからこそ理解できるというこの考えはとてもわかり易い理屈。偉い人などは「だからこそ本物に触れなければいけない」などといいますが、“面白そうだからやってみる”でいいんじゃないでしょうかね。そう子どもが遊びの中から興味を覚えやがて本物を求めていくように、まずは体験の楽しさをというわけです。そういえば都内でも外国人向けの体験型をうたっている施設を最近良く見かけます。あの一時話題になったリアルマリオカートなどもゲームと現実の世界の間に入り込むという理由では立派な文化体験に違いありません。でもそれどころではない施設が“あるところ”にはあるのです。

最大15種類の日本文化を体験!? すごい施設を大阪で発見!

さすがというべきか、いかにもというべきか。大阪千日前にあるインバウンド向け日本文化体験施設「WONDER PARK 味園」がすごいのです。建前の東京、本音の大阪という言葉があります。これは日本を二分する東西文化の違いを極端に表現した言葉です。だからと決めつけるわけではありませんが、ここ「WONDER PARK 味園」はストレートに欲望を満たす大阪らしさ満点のスポット。下手な大阪弁もどきでいえば「いっぺんやってみなはれ、おもろいでっせ」そんな感じでしょうかね。
とにかくそれはもうあれでもか、これでもかと、最大15種類もの日本文化が体験できてしまうのです。

黒門市場・日本橋・難波のそばで欲望満足一直線

「WONDER PARK 味園」の館内は、一度に500人以上が入場できる全210畳の畳敷き巨大スペース。月曜日と金曜日の11:00~15:30まで予約制で全15種類もの日本文化が体験できます。日本初のインバウンド向け日本文化体験施設となっていますが、日本人の参加ももちろん歓迎とのことです。ここはひとつ、はじめての日本を体験する外国人観光客になったつもりで日本文化を楽しんでみるのもいいですね。
さて、そのプログラムはというと外国人には興味津々の忍者チャンバラ書道茶道の正統派日本文化、日本舞踊、着物の着付け、和菓子作り、さらには猿回し南京たますだれなどの大道芸、輪投げ射的等の懐かし縁日体験、極めつけはマグロの解体ショー(お寿司3貫付)とまるで日本文化の寄せ鍋状態。
さすが本音の大阪、なんだかとても楽しそうな施設ではありませんか。場所は黒門市場日本橋難波のすぐ近く、美食系・デジタル系・アミューズメント系と大阪らしさ全開のエンターテインメントも楽しめます。

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