日本の食

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胃袋の限界に挑戦!岩手名物「わんこそば」

2018年10月19日

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岩手県の名物で日本独自の文化であるわんこそばは、大食いの人でなくとも一度は体験してもらいたい古くからある食のエンターテイメントです。一口サイズのわんこに入ったそばを、次々に掛け声とともに給仕がお椀に入れてくれるのですが、お腹いっぱいになった時に自分でお椀の蓋を閉めないと永遠におかわりを入れられてしまう面白いシステムが人気の秘密です。

大食いだけでなくそばもおいしい

わんこそばというと「何杯食べることができたか」といったことが話題に上りやすいですが、おそば自体も非常においしくて、つるつるとどんどんと食べられてしまうのが魅力です。老舗のわんこそば屋さんも岩手県には多く、県全体の文化として根付いています。日本全国に名を知られた老舗の名店では、連日のように観光客だけでなく地元の人も食べに来るくらいです。
エンターテイメントとしてもおもしろくて、人がどんどん食べていく姿を見ているだけでも楽しめます。小さなお椀に入ったおそばをお盆いっぱいに持った球児の姿も魅力で、掛け声とともに食べている人の隙をついてお椀におかわりを入れるテクニックは素晴らしく日本の文化といってもいいかもしれません。
最近では日本人観光客だけでなく、外国人にも人気があり、多くの訪日観光客も岩手を訪れた際には、わんこそばにチャレンジする方も多くいます。
岩手に行ったらぜひわんこそばにチャレンジしてみてはどうでしょうか

日本料理としておいしくも味わえるわんこそば

独特のシステムも面白い

わんこそばは通常食べ放題の料金になっています。お店や薬味、それに加えて天ぷらなどを注文すると料金は変わりますが、基本的におそばは食べ放題です。
専門の給仕がつくのも独特のシステムで、お客さんがお椀を開けたらスタートしてすかさずおそばをお椀に入れてくれます。お椀いっぱいに入っているおそばの量は一口で食べられるほどの少量なのですが、食べた瞬間には次のおかわりがよそわれるので、薬味やおかずを食べる暇もなくどんどんおそばを食べていくことになります。お店によって多少量が違うかもしれませんが、だいたい15杯ほど食べると通常のおそば一杯分の量になるようです。
とにかく給仕がお椀が空になった瞬間におかわりを横から入れてくるので、知らないうちにいつも以上に食べさせられてしまいます(笑)
わんこそばは食べ放題ですから、自分でお椀に蓋をして終了の合図をしなければなりません。蓋をしないといつまでもお代わりを入れられてしまいます(笑)

家族やお友達とわんこぞばを食べに行くと圧巻のお椀の数に

わんこそばの由来はおもてなし

岩手では昔から宴会の終わりには、締めに温かいおそばをふるまうのが風習でした。とある地主が冠婚葬祭などの集まりの際に、お客さまが100人以上も来ることになりました。締めの温かいおそばを一度に作ることができなくなり、小さなお椀に小分けにして急ごしらえのおもてなしをしたのが、わんこそばの由来だそうです。
地主は小分けにしたおそばをお客さんに食べてもらっている内に、次のそばを茹で、どんどんおかわりを勧めました。そのうちにお客さんのほうもお腹がいっぱいになったので、「もういいです」と断るわけですが、おもてなし側が、「遠慮をしないでもっと食べてください」と、どんどんおかわりを持ってきたわけです。お客さまにお腹いっぱいに食べてもらうのが、心意気だったそうで、特に遠方からの客さんを何度もお代わりでもてなしたのが、現在の形に変わって残っているのです。
たくさんおかわりしてもらうということは、日本のおもてなしの文化が生んだお客さんを大切にするという心意気からきているのです。

食べ終わりの椀の山

少量のおそばを何度もお代わりして何杯食べたかを競ったりする岩手の名物のわんこそばですが、実はお客さんをもてなす、おもてなしの気持ちから生まれた文化です。おいしいおそばをお腹いっぱい食べてほしいという気持ちからいくらでもおかわりをして叶わないというのが由来ですから、遠慮せずにお腹いっぱい食べるのが礼儀といえるかもしれません。

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