山形と聞いて何を思い浮かべますか。天童の将棋に秋の風物詩芋煮会、さくらんぼの佐藤錦、紅花。著名人では写真家の土門拳さん、作家の井上ひさしさん、丸谷才一さんも山形のご出身。漫画家のビッグネーム「幽☆遊☆白書」や「HUNTER×HUNTER」の冨樫義博さんもやっぱり山形です。観光地では松尾芭蕉の名句「閑さや 巖にしみ入る 蝉の声」の舞台として知られる山寺こと立石寺、出羽三山のひとつで空海の開山とされる湯殿山注連寺。栄華を誇った本間家旧本邸と名所旧跡に事欠きません。その山形の名産やお土産といえば“これ”とタビノト。推しの逸品をランキングで紹介します。
第1位 乃し梅
全国的な知名度こそ高くありませんが、通の間で山形にこの銘菓ありと知られてるのが「乃し梅」。完熟梅を使って、砂糖と寒天、水あめだけを使っている『乃し梅本舗佐藤屋』の乃し梅はこだわりの職人が一枚ずつガラス板に流し乾燥させて作る美しい一品。さっぱりとした酸味と甘さがお茶請けにぴったりです。
第2位 十四代
日本酒党なら知らない人はいないほどのメジャーブランド。「十四代」は日本酒の新トレンドを作り上げた「芳醇旨口」の代表的存在です。米の旨みと甘み、エレガントな香り、心地よい余韻を感じる飲み口はまさに絶品。米どころ山形の実力を感じさせる1本は山形土産に欠かせません。
第3位 ふうき豆
山形の伝統的なお菓子「ふうき豆」は青えんどうをふかして皮をむいたお菓子です。『まめや』はその発祥と言われ、理髪店の待ち時間に出したふうき豆が評判となり菓子屋に転業したのが始まりです。砂糖と塩のみの素朴な味わいはお茶はもちろんお酒にも合います。
第4位 日乃本帆布
牛革バッグのブランドとしてスタートした『日乃本帆布』は今や日本を代表する帆布メーカーの雄。牛革縫製の技術を活かし帆布製品は堅牢性と優しい風合いに加えファッション性の高さも魅力。ショルダーバッグ、トートバッグ、リュック、小物と味わいのある商品ばかりです。
第5位 おしどりミルクケーキ
もはや山形県民のソウルおやつと呼びたいほど地元で愛されてきたミルクお菓子。牛乳由来のたんぱく質やカルシウムが豊富に含まれている「食べる牛乳」です。1本あたり約100億個のシールド乳酸菌を配合した新製品「シールド乳酸菌入りミルクケーキ」も好評です。
第6位 オランダせんべい
米菓に一家言ありの東北地方限定で人気を集めているサラダ味の薄焼きせんべいです。米の風味とサクサクの食感+強めの塩味でくせになる美味しさ。オランダというネーミングの由来は水田風景がオランダそっくりと方言のおらんだ(俺のだ)のカップリングから。
第7位 たまこんにゃく
こんにゃく消費量日本一とこんにゃくにうるさい山形で生まれた「玉こんにゃく」はスルメを入れた醤油と出汁でじっくり煮込んだ丸型のこんにゃくで、低カロリーで体にも優しいプリプリの玉こんにゃくは美味しい、ヘルシー、ダイエットの女子大満足グルメです。
第8位 米織小紋
通常はプリント(捺染)で作られる小紋柄を織りで表現した米織小紋。「細番手、先染め、紋織り」の特長を活かした織物ならではの風合いが好評です。”今”のライフスタイルに調和する和のアクセントとしてどうぞ。
第9位 山形ゆべし
柚子柚子を使わない山形オリジナルのゆべしです。原材料は米粉にクルミ、ごま、味噌、醤油など。素朴でどこか懐かしいこの味は、他県にはない山形だけのおいしさ。県内の各店で作られているので食べ比べてみるのもいいですね。
第10位 三元豚
三元豚は今や全国区の銘柄豚。平田牧場の「日本の米育ち三元豚 特製味噌漬」は、国産のお米を食べて育った三元豚の肩ロース肉を特製の味噌ダレに漬け込んだ逸品。上品な甘さとコクのある脂、ジューシーで肉厚なお肉が食欲をそそります。
まとめ
いかがでした?タビノトが選んだ山形づくし。ここで紹介した以外にも地元ならではの逸品・名品は多彩。行ってみるべし山形です。
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