文化・マナー・習慣

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日本ってイイね 子ども時代が蘇るあの街かどや懐かしい遊び

2023年10月31日

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タイムトリップ体験 あの頃へGO!

こんなこと書くと「もうおじさんなんだから」って言われちゃうんでしょうね。でも人間不思議なもので40歳を過ぎると、ついつい昔はよかったなんて思っちゃうんですよ。
周りにはもう空き地も無ければ、駄菓子屋さんなんかも目にしなくなっちゃったしね。昭和もすっかり昔のお話。考えてみたら昭和って60年以上もあったんですよね。だから遊びの種類も年代によって様々。古い時代からいくとホッピングフラフープがあって、ローラースケート、一輪車、男の子は野球にサッカーっていうのが定番だけど、女の子の基本コースはお人形、それもバービー世代からリカちゃん世代、ちょっとイレギュラーでシルバニアファミリーってところですかね。そして忘れちゃいけないファミコン登場。う〜ん、昔の子どもはなんでも遊びにしてたっていうイメージがあるみたいですが、こうしてみると物欲全盛だった感もありますね。
手ぶらでできる遊びといえば、長馬にけんけんぱ、ドッチボールに、キックベースゴムとびなんてのもありましたね。
懐かしいなぁ。そうそう懐かしいといえば、そんな懐かしニーズに応えてくれる施設が実は日本のあちこちに。あぁこれ昔子どもだった人はもちろん、現役の子どもたちや海外からのお客さんにも楽しんでもらえるかもしれない。そうだタビノトで紹介してしまおう。

国立天文台のすぐそば 『星と森と絵本の家

意外といっては失礼ですが、ここ穴場です、おすすめです。場所は三鷹市にある国立天文台の森の中。広い庭付きの大正時代の建物を保存活用した施設です。名前の通り絵本との出会いや体験を通じて、子どもたちの知的好奇心や感受性を育むというのが趣旨なのですが、この建物がどこか懐かしさいっぱいでいい感じなんです。そしてそして走り回れるほど広い庭では、竹馬輪まわしなどの昔遊びも体験できます。手作りのハンモックもあるので、天気のいい日にはお昼寝タイムっていうのもいいですよね。

札幌へ行くのなら ぜひ『北海道開拓の村』へ

北海道開拓の村』は、札幌市厚別区野幌森林公園内にある野外博物館。北海道開拓時代の歴史的建造物52棟が立ち並ぶタイムスリップ空間です。村内の夏の交通機関は開拓時代に使われていたという馬車鉄道。そしてなんと冬季には雪を蹴立て馬がそりを牽く馬そりにも乗れちゃうんですからちょっと興奮。作り、竹スキー、豆鉄砲けん玉風車水鉄砲竹トンボなどの伝統遊具作りや竹馬、お手玉、輪回しなども昔遊びの名人が熱血指導。初めてなのになんだか懐かしい気分にさせてくれる昔へのタイムトリップを楽しんでみましょう。また開拓の村がある野幌森林公園は大都市近郊では他に類を見ないほどの森林地帯。運が良ければキツネ、タヌキ、ユキウサギなどにも会えるかもしれませんよ。

懐かしいあの頃へ お帰りなさい 『豊後高田昭和の町』

大分県豊後高田市にある『豊後高田昭和の町』は、豊後高田市の商店街が輝いていた昭和30年代の活気を蘇らせようとして生まれた施設。当初7店舗からスタートした昭和の町認定店も現在44店舗、年間約40万人の観光客が訪れる商店街です。電気店の店先には、「三種の神器」と呼ばれた冷蔵庫・洗濯機・白黒テレビの昭和30年代超人気アイテムトリオが勢揃い。ドラえもんに登場しそうな空き地や三輪自動車のミゼット、駄菓子屋、洋装店などを再現した展示施設も。けん玉、竹馬、メンコなど昔遊びの体験はもちろん、レトロファッションの体験や昭和の漬物試食?なんておもしろ体験も。もっと昭和をという人には昭和の給食や授業体験など、そこまでやるかというお楽しみも予約制で用意されています。

これでもかと昭和レトロ いつか来た道

広島県福山市にある子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで楽しめる3世代テーマパーク『みろくの里』の一角に昭和30年代の町並みが出現。郵便局に小学校、商店街の懐かしさシーンに加えて映画博物館、電話博物館など思わず「あったあった」と盛り上がりそうな仕掛けもたっぷりです。昔遊びとはちょっと違いますが、子どものころドキドキしながら横目に見ていた怪しげな昭和ムードの歓楽街も再現されています。大人になった今なら入っても怒られませんよね。

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